言われて気付いた「ジェンダーレス」
Moてぶくろ®はジェンダーレスにする意識はなくて、外部の方に「ジェンダーレスですね。」と言われて気付きました。
開発する時は「どうやったら防寒の目的が果たせるか」を考えて自分サイズで創り、試作を試してもらうために基準サイズを探ってM・Lサイズが出来、手の小さい自分用にいつかはSサイズを作りたいと考えていました。
今後のサイズ展開は、もっと手の大きい方にもご協力いただけたら大きいサイズにもチャレンジしたいし、日本人以外の手の大きさってどうなのかなと思っています。靴って、骨格の違いなのか足の幅や厚みに違いがあって、それに合わせて作られてる気がします。手の形や大きさも気になる所なのです。
そんなわけで、Moてぶくろ®は手首の大きさと指の長さが基準の「ジェンダーレスサイズ」となりました。
カラーやデザインも「ジェンダーレス」寄り
商品化する時の色・柄選びでは、お客様のターゲット層を絞れなかった初年度は無難な3色、年齢層も幅広い柄を選びました。この時は花柄を女性向けに選んでますね。
ジェンダーレス感が出てきたのは、2020年・2021年とクラウドファンディングをした時のデザイン辺りから。2020年はターゲットを30~40代女性に絞って色合わせをカラーのプロに相談したのですが、ブラウンピンク以外は男性にも沢山ご購入いただけました。2021年のデニム調無地では、カラフルなSKYオレンジもシックなBLACKブラックも男女の人気に差異が無く、ピンク系だけが女性層に偏っている感じです。
新色でクラウドファンディングする際に、生地選びで女性限定っぽくなるから避けたのが「花柄」。2022年にピンクローズとサックスローズを作ったのはその反動です。ジェンダーレスの「花柄」って見つからなくて、「お花模様は女性のモノ」なんて単なる固定観念かなって思うのですが…。いつかは「花柄」がジェンダーレスに感じられるのかもしれない。。
悩んだ末にAmazonでは「男女兼用」記載
Amazonにはたくさんの商品があり、各商品にカテゴリを設定します。そこでどうしても「メンズ・レディース」「大人・キッズ・ベビー」などの登録設定が必要になってしまいます。これが困った。Moてぶくろ®に関してカテゴリ分けって考えてなかったし、無理にでも決めるしかないし、男性にも女性にも大人にも子どもにも検索で見つけて欲しいわけですよ。
結局どのカテゴリにも少しずつ振り分けて登録することになり、商品詳細説明で色やサイズがいろいろあると分かってもらうしかないです。せめてこの状況を商品名に盛り込もうと「男女兼用」と記載した次第です。カテゴリは検索に便利だけど、とっても悩ましいものでもあります。
ジェンダーレスとユニセックス
ファッション業界にはユニセックスという表現もありますが、男性も女性も使えそうなカラーやデザインを狙っている商品を指すのかなと思って、Moてぶくろ®はジェンダーレスという言葉を使っています。特にこだわりがあるわけではありません。花柄だってピンクだって、好きな人が使ったら良いのですよ。